症状が出ていなくても年1回の健康診断は受けましょう
食生活やライフスタイルの大きな変化により、生活習慣病と言われる高血圧や糖尿病、脂質異常症が本当に多くなりました。ですが、この3つの疾患は、特に痛みなどがないのです。そのため、病気を軽く考えたり、症状が出てから治療を受ければいい、と思う方も多くいらっしゃいます。ですが、それでは遅いのです。
生活習慣病が怖いのは、その合併症。高血圧が引き起こす合併症は、心不全、心筋梗塞、脳梗塞など命を危険にさらす症状を引き起こします。また、糖尿病は、手足の壊死、失明、透析が必要になるなど、生活の質が大幅に下落することも。生活習慣病の治療目的は、合併症の予防です。少なくとも、年に一度は健康診断を受けましょう。
生活習慣病は、主に血液検査で診断します。その結果、高血圧や糖尿病とわかったら、食事と運動指導そして、投薬により治療を開始。最近では、内服回数が少なくても、効果が高いものなど、薬も飛躍的に改善されてきました。当院では、常に新しい治療情報を提供するだけでなく、個々の患者様の生活に合わせた治療法を勧めています。以前、生活習慣病の治療を継続できなかった方、生活習慣病予備軍の方など、ぜひ一度ご相談ください。